はじめに
夏の暑さは年々厳しくなり、誰もが「熱中症」に気をつける必要があります。
筆者も昨年、プールで過ごしていた際に「これが熱中症なのでは…」と思う体験をしました。
診断を受けたわけではありませんが、振り返るとかなり危険な状態だったと感じています。
ここではその体験と、一般的に言われている熱中症対策をあわせて紹介します。
宿泊施設で体験した「危うさ」
昨年の夏、宿泊施設のプールに入っているときに「少し頭が痛いかも」と感じました。
その後、部屋に戻ると急に症状が悪化。
- 強い頭痛
- 吐き気
- 水を飲んでも吐いてしまう
- 塩分タブレットをなめても気分が悪く吐く
横になっても落ち着かず、ただただ気分が悪くて不安になりました。
部屋を涼しくし、水分と塩分を少しずつ摂りながら休んだことで、なんとか落ち着きましたが、食欲は戻らず夕食をとることもできませんでした。
一晩休んで回復したものの、今振り返ると「すぐに医療機関に行くべきだった」と強く思います。
なぜ怖いのか?熱中症の特徴
厚生労働省など公的機関によると、熱中症には次のような症状があります。
- めまい、立ちくらみ
- 頭痛、吐き気
- 倦怠感、集中力の低下
- 重症化すると意識障害やけいれん
自分の体験はまさにこれらに当てはまり、他人事ではないと痛感しました。
一般的な予防策
熱中症を防ぐためには、以下の基本が大切とされています。
- こまめな水分補給(喉が渇く前に)
- 塩分の補給(スポーツドリンクや経口補水液)
- 涼しい場所での休憩
- 吸湿・速乾性のある服装
- 無理をしない
特に「暑さに慣れていない時期」や「屋外・水辺での活動」では注意が必要です。
気づきにくいですがプールでも汗はかいているので、しっかり水分補給しないといけません。
まとめ
筆者のようにプールでも熱中症は起こり得ます。
少しの異変でも軽視せず、症状が強いときは迷わず医療機関を受診することが大切です。
熱中症は命に関わることもある──その危うさを体験から実感しました。
この体験が、読んでくださる方の注意喚起になれば幸いです。