はじめに
Pixel 7aを使い始めて、気づけば2年以上。
そろそろ機種変更もありかな……と考えていたところ、たまたま「延長修理プログラム」の情報を見かけました。
バッテリーが膨張する可能性があるという話で、調べてみると自分の端末も対象。
これ、どうしよう……と少し悩みましたが、「バッテリーがもつようになるなら、まだ使えるかも?」と交換を決意しました。
なにせ最近は物価もスマホ価格もどんどん上がっていて、新機種に買い替えるより、今の端末を延命できたほうがありがたい。
そんな現実的な理由から、延長修理プログラムを利用してみた体験の話です。
Pixel 7aの延長修理プログラムとは?
Googleが公式に実施している、Pixel 7aの「延長修理プログラム」。
対象となるのは、発売当初に販売されたモデルが中心で、筆者の端末もまさにそれでした。
不具合の内容は、バッテリーが予期せず膨張する可能性があるというもの。
放っておくと端末が膨らんだり、最悪の場合は破損や発火のリスクもあるため、対象者には救済措置が用意されています。
対応内容は3パターン
1. 無償でのバッテリー交換
指定の店舗に持ち込むか、郵送での修理が可能です。
2. 現金支払い(端末はそのまま)
交換対応は行われず、一定金額の支払いで完了扱いに。
3. Googleストアのハードウェア割引コードを受け取る
新しいPixelなどの購入に使えるクーポンのようなものを受け取る選択肢です。
筆者は「バッテリー交換」を選択
自分は、**「バッテリーがもつようになるなら、あと数年使えるかも」**と期待して、無償交換を選びました。
運よく通える範囲に対応店舗があったので、予約して店舗に持ち込み。
説明と作業時間を合わせて約1時間30分で、その日のうちに端末を受け取れました。
筆者の使用環境
ちなみに、最初の頃は2日に1回の充電で済むくらいの使用頻度でした。
ところが最近は1日でバッテリーの約80%を使うこともあり、毎日充電するようになっています。
バッテリー交換後の正直な感想
正直に言うと、バッテリー交換後の使用感は「そこまで変わらないな…」という印象。
新品同様になるかと思っていたのですが、バッテリーの持ちに劇的な改善は感じられませんでした。
もちろん、膨張のリスクがなくなった安心感は大きいです。
(ただ、これは筆者の使い方が原因という可能性もあるかと思います。)
まとめ:期待しすぎず、安心材料としておすすめ
今回の延長修理プログラム、筆者の場合は**「安心材料としては良かったけれど、使用感に大きな変化はなかった」**というのが正直なところです。
とはいえ、買い替えずに済んだのは助かりました。
バッテリーの持ちが大きく改善しなくても、安全に使い続けられるというだけでも十分な価値がありました。
「バッテリー交換すれば生まれ変わる!」と期待しすぎると肩透かしかもしれませんが、
「もう少し様子を見てから機種変更を考えたい」「壊れるリスクが減るならやっておこう」くらいの感覚なら、ちょうどいい選択肢だと思います。
あとがき
まにログでは、こんな「今さらだけどやってみた」体験を発信しています。
少しでも同じように迷っている人の参考になればうれしいです。